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プロジェクトK~ケニア紅茶を日本へ!(第26話)

只野は竹中に暗い声で、今回の配置換えのことを電話で話した。すると竹中は、
「わっはっはっ!よかったじゃありませんか。只野さんは、広島だけでなく東京でも大いなる種まきをしたのです!大したもんです。芽が出るまで待つことです。人生には待つこことも必要です。しばらくは今の仕事に肩の力を抜いて従事することです。果報は寝て待て、というじゃありませんか。わっはっはっ。」
屈託のない子供のように明るい笑い声で話した。

「は、はあ…。け、けど…。い、いや、わかりました…。」
いつものように、只野ははっきりしない、あいまいな物の言い方をした。

また今までのように、いや今まで以上に暗い、ほとんど一人だけの業務生活が戻ってきた。1ヶ月、2ヶ月とたつうちに、只野はケニア紅茶やフェアトレード、ということばは記憶からすっかり消えてきた。

が、3ヶ月たった頃だった。突然1通の手紙が只野に届いた。差出人を見て只野はたまげた。その手紙によって、これからの只野の運命が大きく変わっていくとは、只野はそのとき夢にも思わなかった。(第1部 完)

(*この物語はフィクションです。)
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プロジェクトK~ケニア紅茶を日本へ!(第25話)

広島へ戻ると、只野は早速鬼塚のところへ向かい、今回の東京出張の報告をしようとした。が、只野が口を開こうとしたその瞬間、機先を制し鬼塚はピシャリと言った。
「人事異動だ!お前さんには今日から倉庫番係をやってもらう!」
「ええっ!?そ、そんな…。そ、倉庫番係…ですか…!」

一日中暗い倉庫での在庫と部品の修繕、管理、返品、発送、棚卸し、入力ほか延々と続く業務…。その倉庫は会社の牢獄と言われていた。
「あ、あの…、今回、と、東京で…。フェ、フェアトレードと言って、途上国の物産を輸入することが国際貢献にな、なるんです…。だ、だから、うちの会社も、そ、それを、やってみればと…。」
「ばかやろう!そんなことうちの会社にとってはどうでもいいことなんだよ!会社の売り上げを上げることがすべてなんだよ!自分の立場わかってんのか?くだらんこと考えんで仕事せえ!仕事を!」

今度こそ万事休すだ。何かをやろうとしても何もできない。生活がかかってるのだ。せっかく何かができるような気がしてきたのに…。いろんなことを考える人間が出てきたとしても、こうして諦めていくんだろう…。ふっと只野は寂しく思った。悔しいが仕方がない。これが現実なのだ。

只野は重い足取りで、一人暗い倉庫の中へ向かった。まさに牢獄に入るような気持ちだった。(続く)

(*この物語はフィクションです。)

プロジェクトK~ケニア紅茶を日本へ!(第24話)

会場の幕張メッセは、とても広く来場者でいっぱいだった。飲食料に関わる国内外からのメーカー・バイヤーでごったがえしていた。只野は生まれて初めて見る光景に圧倒された。ケニア紅茶ブースはジェトロが入り口近くのいい位置に設置してくれていた。

多くの人がケニア紅茶ブースに訪れた。個人だけでなく、東京圏で100店舗以上もあると言われている喫茶店「ルノアール」はすぐに一括購入を検討したいと言ってくれた。

他の物産の輸入者、ジェトロ東京本部、経済産業省、JICA(国際協力機構)、外務省、各国大使館、日本紅茶協会ほかの多くの人とも知り合え、いろいろな話ができた。

同会場では、セミナーも開催されており、発展途上国の紅茶などの物産を直接生産者から購入することは、「フェアトレード」といい重要な国際貢献のひとつである、ということもわかった。

小さな会社の小さな人間関係だけの中でずっと生きてきた只野には、衝撃的だった。「こんな世界があったのか!」目からうろこが落ちるような思いだった。

広島へ帰る新幹線の中、車窓から只野は遠くを見つめていた。いつも無気力な自分の体の中で、何かが変わろうとしているような気がした。
「帰ったらフェアトレード事業を会社に提案してみよう!」

が、そんな只野を上司の鬼塚は手ぐすね引いて待っていた。(続く)

(*この物語はフィクションです。)

プロジェクトK~ケニア紅茶を日本へ!(第23話)

只野はゆるゆると「FOODEX JAPAN」の出展準備を始めるべく、PR用のチラシを作成しようとした。が、パソコンに不慣れな只野はすぐに諦めた。仕方なく、先日の紅茶試飲会のチラシをそのまま使うことにした。本業以外のことなので、他の社員に頼むわけにもいかなかった。もともと性格の暗い只野には友人がほとんどいなかった。他の社員も、只野に対してはきわめて冷ややかだった。

いよいよ東京出張の日がきた。只野が東京へ出張するのは生まれて初めてのことだった。にわかに緊張感で身震いした。たった一人の旅立ち、只野を見送る社員は誰もいなかった。

時は3月、広島では季節外れの小雪がちらついていた。遠くを見つめ、只野はひとことぽつりとつぶやいた。
「なごり雪か…。」(続く)

(*この物語はフィクションです。)

Paco Night Party Vol.2 に参加して来ました!

みなさん!良いクリスマスをお過ごしでしょうか??

私は12月23日(火)にNPO法人ピースビルダーズの運営されているカフェ・パコ
さんにて行われた「Paco Night Party Vol.2 ~冬の夜に花を添える~」に参加
させていただきました

なんと!みなさん仮装されていてビックリ
だけど、とっても神秘的な雰囲気で、素敵でした
中にはこんな方も・・・(さて誰でしょう??)

Paco Night1 正解は細木数子さんです・・・

               サンタクロースさんもたくさんいましたよ

             Paco Night3

お酒に色々なおつまみ、ケーキetc・・・
ダンスや生演奏も・・・

Paco Night2

今年初めて参加させていただいたのですが、とっても楽しかったです
来年は、私もカンガなんか着て仮装に参加したいと思っています

by KENYA T.

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Author:日本ケニア協会
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