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プロジェクトK~ケニア紅茶輸入物語 (第41話)

外へ飛び出した只野は、名誉顧問の竹中(仮名)の声を聞きたくなって携帯から電話をかけた。竹中の声はいつもながら春風のように柔らかいものだった。
「わっはっはっ!鬼塚さんはそんなこと言ってましたか?彼は現場からのタタキ上げでずいぶん苦労してますからね。あの口の悪さは一生治らんでしょう。わっはっはっ。」
「わ、笑いごとでは、ありません!」
「いやいや、すまんすまん。しかしあれで鬼塚さんは結構面倒見がよくてね。只野さんのことが気になってしょうがないんですよ。」
「ええっ?!そ、そんなこと、ぜ、絶対ありえないです!」
「いやいや、経理部への提出書類、企画部へのパッケージ企画制作、東京事務所への応援依頼など、鬼塚さんはあれで結構裏で根回ししてくれてたはずですよ。」
「ええっ!?そ、そんなこと…。け、けどそう言えば困ったときに限っていろんな人が急に現れてくれたような…」
「そうでしょう!彼はちょっとひねくれててクセがあるのが難ですけどね。人に甘えるときには思い切って甘えていろんな人を仲間に引き入れなさい、ということを言いたかったんだと思いますよ。何か新しいことを始めるときは必ず抵抗力というものが発生しますからね。けれどその抵抗力が逆に浮力となって飛び立つことができるんですよ。ちょうど飛行機が離陸するのに向かい風が必要なようにね。まあ、只野さん、今のまままっすぐに進みなさい。只野さんがよくやってることは、誰かがきっと見てくれてますよ。」
「は、はあ、そ、そんなものでしょうか…。」
いつものように只野は、わかったようなわからないようなぼんやりした返事をした。

が、その2週間後竹中の予言はズバリ的中した。意外な人物から只野に電話が入った。(続く)

(*この物語はフィクションです。)
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プロジェクトK~ケニア紅茶輸入物語 (第40話)

広島本社へ戻った只野は、意気揚々と事務所へ入った。早速上役の鬼塚(仮名)に呼ばれた。只野が頬を紅潮させ笑顔で報告を行おうとするその瞬間だった。鬼塚は事務所中に響く大きな怒号で口火を切った。

「スタンドプレーなんだよ!(首相の)大泉がいっしょに写真撮ってケニア紅茶が美味しいと言ってただと?そんなのパフォーマンスのやらせに決まってるだろう!帰りの車ん中じゃ小汚らしい紅茶飲ませやがってとでも言ってるだろうよ!売り上げが上がったって?それっぽっちの金額じゃ会社として売り上げのうちに入らないんだよ!一国の総理やら海外の大臣やらが来る場所に男一人が右往左往してるのは会社として体裁が悪いんだよ!何でも一人でやろうとするな!」

「そ、そんなバ、バカな…。」
思いも寄らぬ鬼塚のことばに只野は威圧され頭の中が真っ白になった。事務所内は水を打ったようにシンと静まり返った。

「みんなに負担をかけないよういっしょうけんめいやったのに、いろんな人にケニア紅茶を知ってもらって買ってもらったのに…」
気の弱い只野は一言も言い返すことができず思わず事務所の外へ飛び出した。目には涙があふれていた。(続く)

(*この物語はフィクションです。)

プロジェクトK~ケニア紅茶輸入物語 (第39話)

アフリカンフェアは実質わずか2日半だったが、1,200個をゆうに超えるケニア紅茶が売れた。売り上げは只野の安月給1ヶ月分を上回るものだった。ブースの片付けが終わった。周りの出展者たちとも別れのあいさつをした。わずか3日間でそんなに話もできなかったが、みなには友情が生まれていた。

ブース展示物をすべて社有車に詰め込み、田舎者の只野は生まれて初めて東京で車の運転をした。首都高速をガチガチにハンドルを握り締め緊張して車を走らせた。途中のレインボーブリッジからの美しいお台場の夜景も全く目に入らなかった。

宿泊ホテルから広島本社へレポートを作成しメールで送った。大泉首相(仮名)といっしょに撮った写真も添付した。これですべての業務が完了した。夜ももうすっかり遅くなっていた。一人で近くの居酒屋でビールを飲んだ。ほっとした。よくやった、と自分で自分をほめてやりたかった。
「今度こそ鬼塚部長も間違いなく僕を褒めてくれるはずだ!」
只野は凱旋する英雄の気分だった。心身ともにとても疲れているのに、とても満ち足りた気持ちだった。

が、広島本社で思いも寄らぬ事態が待ち受けているとは、只野は夢にも思わなかった。(続く)

(*この物語はフィクションです。)

ケニア商品(Out of Africa)入荷のお知らせ

この度、”Out of Africa”のケニアコーヒー等を入荷しました
”Out of Africa”は「ケニアナッツ社」という会社の商品です
「ケニアナッツ社」は日本人の方がケニアに作られた会社ということでも有名です
ぜひ、いかがですか?


コーヒーは2種類入荷しました
左が[MEDIUM ROAST]で右が[ESPRESSO]タイプで、高品質のアラビカ種
100%です
どちらも250g入のレギュラーコーヒーで、1,300円で販売しています

     MEDIUM ROAST         ESPRESSO


マカダミアナッツも2種類入荷しました
マカダミアナッツはコレステロールがゼロで美容や健康にいいと言われている
そうです
どちらも250g入で1,200円で販売しています

    Salt     Honey


ケニア紅茶はティーバッグタイプのものを入荷しました
以前より輸入しています”KETEPA”の紅茶と飲み比べてみて下さい
同じケニア紅茶でも、味が少し違います
紅茶は300円での販売です

         Tea

購入やその他の詳細については、こちらをご覧下さい

よろしくお願いします


By KENYA. T

愛と哀しみの果て (Out of Africa)

「愛と哀しみの果て(Out of Africa)」(1985年)は、20世紀初頭のケニアを舞台に、愛と冒険に生きたひとりの女の半生を描いた一大ロマンスの映画です。舞台となったケニアの雄大な大自然がとても印象的です。1986年度アカデミー賞、作品・監督・脚色・撮影・美術・録音・作曲の7部門を獲得。現在当ホームページ上(ご注文コーナーサイト)で一部映像を見ることができます。その名作のタイトル「Out of Africa」は、ケニアナッツ社のコーヒー、マカダミアナッツ等の商品名に商標登録されています。

アフリカの大地に魅せられてコーヒー園を経営する1人の女性カレン・ディネーセンの恋と仕事の波乱の半生を描く。デンマークの裕福な家に育ったカレンは、どこか遠くで暮らしてみたいという思いからスウェーデンの男爵ブロルと結婚し、アフリカ・ケニアに移住する。二人はカレンの持参金を元手に牧場を経営するはずだったが、ブロルはカレンに断りもなくコーヒー栽培の農場を作ってしまう。おまけに自分は狩りに出かけたまま何日も家を空けるという状態で、結局、農場経営はカレン一人が奔走し、原住民たちとの交渉も彼女の仕事となった。そんなある日、ライオンに襲われそうになったカレンは、間一髪のところで冒険家デニスに助けられる。彼女は次第に、自由奔放に生きるデニスに惹かれていくが…。

あらすじ…⇒

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