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シロアリの調理法

ケニアで地元紙を開いたら、笑顔で虫を口に運ぶ少年の写真が目に入った。「昆虫は栄養たっぷり、もっと食べて食糧危機を乗り切ろう」という国連食糧農業機関(FAO)の報告の記事。貴重なたんぱく源として、この国では西部を中心にシロアリを食べる習慣があると書いてある。

「羽をとって天然塩で味付けし、さっと炒めました」とレストランの店員さん。おわんに盛られた焦げ茶色の山を、スプーンで口に放り込む。

うーん、すっぱい。噛むほどに口の中に広がる酸味と、もさもさとした食感がミスマッチ。おいしいとは決して言えない。味付けをもう少し工夫した方がいいんじゃないか、と思った。

味の好みは様々だけど、ちょっと提案。日本にはイナゴを佃煮に、蜂の子を甘露煮にする知恵がある。ケニアの人たちに伝えたらどうだろう。虫の調理法で国際貢献なんてのもアリ、じゃない?

(*朝日新聞「特派員メモ」より抜粋)

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